虫則さんこんにちは。

保育士になって、カリキュラムを作成するときに先輩が保育所保育士指針を参考にしているのをみたのですが、保育所保育士指針とはどのようなものですか?

また、改定があったと聞いたのですがなぜですか?

 

         

虫則からのお返事
           

保育所保育指針とはな、保育士や保育所で働く人が保育をするうえで大事なことや、気をつけてほしいことをまとめたルールブックのようなもんじゃね。
保育をするうえでの原理や原則、悩んだり困ったりしたときに、どっちに進めばええかという方向性や、どのような判断をすればええかの判断基準などを示してくれてるもんなんよ。
いうてみたら保育士が保育をする際の『道しるべ』のようなもんやね。

改定されとんよぅ知っとるね。およそ10年ぶりに改定されたんやけど、どうして改定されたかというと、時代とともに子育ての形や取り巻く環境が変わったことで保育の重要性が変化したけんなんよ。

たとえば、こんなふうに変わったんよ。

(旧)保育にかける子どもの保育を行う

(新)保育を必要とする子どもの保育を行う

保育所保育指針が改定されたと同時期に「幼稚園教育要領」「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」も改定されて、5つの領域(健康・人間関係・環境・言葉・表現)に基づいた保育によって卒園するまでに育ってほしい10の姿が示されとんよ。
10の姿については、おいおい紹介していこわい。