虫則さんこんにちは。

プール遊びが始まりました。子どもたちもプール遊びをするのを楽しみに登園してきます。

保育士としてどんなことに気をつけたらいいですか?

 

         

虫則からのお返事
           

こんにちは!

プール遊びが始まったんやね!

子どもたちの大好きなプール遊びには危険が伴うけん、安全で楽しいプール遊びができるように保育士が注意することもたくさんあるよね。

子どもたちにとってプール遊びは泳いだり、水中に潜ったり友だちと一緒に楽しむことができる大切な時間なんよね。でも、子どもたちは夢中になって遊んでしまうのでいつも以上に気を配ることが大切やね。プールでの事故について何点か挙げてみよわい。

 

           
プールでの事故
           

①プールサイドでの転倒事故

プールサイドは水に濡れていることが多く、普通に歩いていても滑って転倒することがあるんよ。子どもの場合、大人に比べて頭が大きくバランスが悪いので転倒して頭を打つことがあるけん注意が必要やね。

           

②飛び込み事故

子どもが飛び込むことによってプールの底や壁に頭や体を打ち付けてしまい怪我をしてしまうこともあるよね。最近はスイミングクラブに通っている子どもたちも多いけん、同じような感覚で飛び込んでしもて、周囲の子どもを巻き込んでしまう事故もあるよ。

           

③溺水事故

保育園にあるような小さいプールでは、子どもたちが密集していることもあり、プールの中で溺れていても他の子どもたちの影に隠れてしまい、気づくのが遅れることがあるけん、気をつけんといかんね。水深が浅くても鼻と口を覆うだけの水があれば溺れる可能性があることも覚えとかないかんね。

 

           
プールに入る前に…
           

プールに入る前にも気をつけることがあるんよ!

①視診

検温はもちろん、顔色・皮膚や爪の色、ケガの有無等確認すること。登園時はあわただしいことが多いけん、1人だけで確認しようとせず、他の保育士とも情報共有をしながら確認した方がええね。

②安全点検と衛生管理

水温や水質はプールに入る前に確認しとくこと。プールの中にごみが浮いていたり、石が入っていたら取り除き安全に遊べるよう環境を整え、おもちゃの破損がないかも確認しとかないかんね。

③保育士同士の連携の確認

保育士同士の役割分担を確認しとくことが大切やね。急に保育士がお休みして、あわてることのないように連携をとっておくとええね。

 

           

何点か挙げてみたけどプールの事故を防ぐためのルールを子どもたちと決めてもええね。

細心の注意をはらって事故や怪我のない楽しいプール遊びができるようにせないかんね。