子どもの注目を集める“秘密兵器”を紹介します。
今回紹介するのは「手袋シアター カラスの親子」です。

         

材料・作り方
           

・黒い軍手
・フェルト
・動く目
・針と糸
・ボンド

[子ガラス]
➀片方の軍手の指先に綿を詰め、縫い留めます。
➁首に好きな色のフェルトを巻きます。
➂くちばし、頭の毛を縫い付けます。
➃目をボンドで貼ります。
[母さんガラス]
➄もう片方の軍手の親指に合うように、頭を作りかぶせます。

           
演じ方
                       
両手にはめ、カラスのように動かしてお話します。

➀カアカア子ガラス 木の上で
 カアカア母さん 待っている…
 (子ガラスの手だけ見せる)

➁カアカア母さん 飛んできた
 (母さんガラス出して、子ガラスのもとへ)

           

➂カアカア母さん  抱きしめた
 大きな羽で 抱きしめた
 子ガラス みーんな 抱きしめた
 (母さんガラスで子ガラスをそっと抱きしめる)

➃「みんないい子にしてたのね。さぁ 夕ごはんですよ」
 (子ガラス一匹ずつにごはんをあげる)
 「ごはんがすんだら おやすみなさい」

➄「はーい おやすみなさい」
 (指を曲げ、子ガラス寝る)

                       

➅「おはなししてくれなきゃ 眠れない」
 「ねられない!ねられない!」(子ガラス1匹ずつ起きる)

➄~➅を4回繰り返し、4回目に母さんガラスに「おやすみなさい」と強く言われ眠る。

           
実際に保育現場で使ってみて…(スタッフAの感想)
           

初めて保育のリーダーを経験した時に困ったことは、お集りの時でも、絵本を読む時でも、どんな時でも子どもたちの注目を集められないことでした。
そこで、先輩保育士に相談したところ「秘密兵器を用意したら?」とのアドバイスをもらい、私の秘密兵器となったのが、軍手で手作りした「カラスの親子」でした。
このカラスの親子を秘密兵器にしてからは、注目されっぱなし。「ねられない!ねられない!」と子ガラスが暴れるところでは、必ず子どもたちが大笑い!「カラスやって」とリクエストをされることもありました。秘密兵器ができたことで、自分に少し自身が持てました。

                       
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